2021/10/23 07:43

北海道 清里町にある神の子池。
摩周湖の地下水が伏流水となりできた、青い清水を湛えるその池は、
息を呑む美しさです。



神の子池の伏流水は1日12,000tも湧き出しています。
周囲220m、水深5mの小さな池で、水が澄んでいるので底までくっきり見えます。
太陽光の当たり方や天気で池の色の見え方も変わります。
晴れた日は、空の青が美しく反射し、池の持つエメラルドグリーンや苔や藻の
濃いグリーンとのコラボレーションが非常に美しいです。



水面が波打つと、まるで印象派の絵画のような美しさです。



水温が年間通して8℃と低く、倒木が水の中で腐らずに化石のように沈んでいます。
その隙間を、朱色の斑点を持つ絶滅危惧種の「オショロコマ」が泳ぐ姿は、
なんとも言えない不思議な光景です。


清里町市街より道道摩周湖斜里線を中標津方面へ約27Km。
駐車場から歩いて1分ほどで池に辿り着けるので、アウトドア初心者にもおすすめの
絶景スポットです。
北海道観光の際に是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
・マップコード:910216161